九州大学学生がデザイン!国産ヒノキのおもちゃ

軽く、抗菌作用があることから木のおもちゃの素材としてよく使われるヒノキは、 時間がたつと「ヤニ」が出てくる場合があります。



「ヤニ」とはいわゆる木の樹液のことで、木材の中で固まっていた樹液が気温の上昇などで温められ、溶け出してくることで木の表面に現れます。



ヤニが出るのは、木を化学薬品などでいじっていない、自然のまんまであるという証拠。

人体にも無害ですが、木内部にたまったヤニのベタつきにより、商品利用ができなかった木材が有ります。



そんな木材を活用するために、九州大学の学生が考案・デザインした木製玩具が、試行を重ね、とうとう販売開始しました。



ヤニの発生箇所が主に平らな木口面であることに着目し、木口面を重ねたり、人体に無害なオイル塗装を施したりすることで、

ベタつきの解消と再発生を抑え、ヤニ跡の見えにくい外観を実現しています。





各パーツとも誤飲の危険のない大きさ・角のない形に削りだし、また、塗装には人体に無害な植物性塗料を使用しているため、小さな子が舐めても安全です。





出産のお祝いや、ハーフバースデーなどのプレゼントに、ぜひどうぞ。



ヒノキのクルクルおもちゃ