【九州版】5歳・6歳のこまのステップセット

紐で回すコマに挑戦する場合、一番のつまづきポイントが紐を巻く時、巻いてる途中で紐がずれてグシャグシャになりがち・・・

ラクコマは、コマ裏にらせんのミゾが入っているので、ミゾに沿って紐がキレイに巻けるので、紐が巻きやすい。

投げ方も簡単、まっすぐ投げっぱなしでＯＫ！
一般的なコマは投げた後に腕を引く必要がありますが、そのコツをつかむまでが一苦労。
ラクコマは、特製の紐が引っ張る役割をしてくれるので投げるだけで回ります。

芯が丸く、尖っていないので床を傷つけにくい！室内でも安心して遊べます。

コマの形・紐の巻き方は地域によってさまざま。
本州で広く遊ばれてきたコマは、コマの上下に紐を巻きつけるのに対して、九州のコマはコマの下部だけに紐を巻きつけていくのが特徴です。また、九州のコマの軸は鋭い鉄製であり、外遊びの玩具として親しまれてきました。

しかし、その鉄芯を作ってくれる鍛冶屋さんの減少・高齢化に伴い、鉄芯が希少なものとなり、数年前から九州のコマをたくさん作ることができない状態となっておりました。 九州のコマを届けたくとも多くは作れないという状態に、ずっと歯がゆさを感じていました。

また、実は前々から「九州のコマの形状で、室内でも回せるモノが欲しい」というお声を、お客様より度々いただいておりました。 こうしたお客様のお声や、九州のコマをたくさんの方に届けたいという想いが重なり、このコマが誕生いたしました。

鉄芯製の九州伝統のコマは、実は遊べる場所というのがけっこう限られます。
床を鉄芯で傷つけてしまうので室内で遊ぶことができないのはもちろん、コンクリートの上だと今度は逆に床が固すぎるために、鉄芯が取れてしまったり、コマが着地するたびに鉄芯がコマに食い込んでいって、木の部分が割れてしまったりすることがあります。

しかし、木芯になったこちらの「入門用・九州のこま」は、平らに舗装されたコンクリートであれば、問題なく回して遊ぶことができます(凹凸のあるアスファルトや砂利道では流石に遊べません)。 遊んでいるうちに芯が取れてしまうということも、まずありません。

軸先が丸いので床を傷つけにくくもなっていますが、思い切り力を入れて投げた場合には、床をへこませてしまう恐れもありますので、その点はご注意くださいね。

軸の側面は、ツルツルにするのではなく、あえて凹凸を残すことで紐が引っ掛かりやすいように。
滑り止めのコーティングもしているので、紐がズルっと滑ることもなく、巻きつけやすくなっています。

回転も美しく、鉄芯のコマに負けず劣らずよく回ります。
キレイに回るので「手のせ」もこの通り。

コマが回せるようになった後も、様々なコマの技にも挑戦できるので、終わりなくお楽しみいただけます。